法人向けパソコンはこれで安心!徹底ウイルス対策ガイド 2024.05.29

はじめに

近年、情報漏洩やデータ損失などの深刻な被害をもたらすウイルス感染が、中小企業を含む法人にとって大きな脅威となっています。
「うちには関係ない」は禁物です!

ウイルスは巧妙な手口で侵入し、多大な損害を与えます。
本記事では、法人におけるウイルス対策の必要性を徹底解説!

■ウイルス感染による深刻な被害とは?
■押さえておくべき対策ポイント
■法人向けと個人向けウイルス対策の違い
■万が一ウイルスに感染した場合の対処法

安心・安全なIT環境を実現し、業務効率アップを目指しましょう!

ウイルス対策を怠ると、こんな恐ろしいことが起こる!?

近年、巧妙化するウイルスは、個人情報や大切なデータだけでなく、あなたのビジネスさえも脅かします。

もし、パソコンのウイルス対策を怠っていたら、以下のような恐ろしい結果が待っているかもしれません。

【!】ウイルス対策を怠ると・・・
①情報流出による多額の損害賠償を請求される
②顧客から信頼を失って取引停止に
③業務停止による売上損失と復旧費用で経済的損失
④従業員の不安と生産性の低下

それでは各項目について詳しく見ていきましょう。

情報流出による多額の損害賠償を請求される

顧客情報や取引先情報などの機密情報がウイルスによって漏洩した場合、被害を受けた関係者から損害賠償請求を受ける可能性があります。

場合によっては、数億円規模の賠償金支払いが必要になることもあります。

顧客から信頼を失って取引停止に

情報漏洩が発覚した場合、顧客からの信頼を失い、売上減少や事業停止につながる可能性があります。

近年では、情報漏洩を理由に取引を停止する企業も増えています。

業務停止による売上損失と復旧費用で経済的損失

ウイルス感染によるシステム障害により、業務が停止してしまう可能性があります。
業務停止による売上損失や復旧費用は、企業にとって大きな経済的損失となります。

従業員の不安と生産性の低下

ウイルス感染による情報漏洩やシステム障害は、従業員の不安を招き、生産性の低下につながります。
また、情報セキュリティに対する意識が低くなることで、二次被害のリスクも高まります。

ウイルス対策の6つのポイント

ウイルス対策は、企業にとって非常に重要な課題です。

適切なウイルス対策を講じることで、これらのウイルスに感染するリスクを大幅に低減することができます。

ここからはウイルス対策の6つのポイントを紹介していきます。

最新のOS・ソフトウエアで脆弱性を防ぐ

OSやソフトウエアには、脆弱性が存在することがあります。
最新のOSやソフトウエアを導入することで、脆弱性を修正し、ウイルス感染のリスクを低減することができます。

【!】OSやソフトウエアの脆弱性とは?
プログラムの不具合や設計上のミスが原因で発生するセキュリティ上の欠陥のこと。

強力なパスワードで不正アクセスを防ぐ

パスワードは、英数字を組み合わせた複雑なものに設定し、定期的に変更することが重要です。また、パスワードを使いまわさないように注意する必要があります。

データの適切な管理

データアクセス権限を適切に設定し、必要な人だけがデータにアクセスできるようにする必要があります。また、データの共有は、必要な範囲に限定する必要があります。

セキュリティ意識向上のための教育

従業員へのセキュリティ教育を実施し、セキュリティ意識を高めることが重要です。
具体的な教育内容としては、フィッシング詐欺やランサムウェアなどの手口、パスワード管理の方法、情報漏洩時の対応方法などがあります。

定期的なバックアップ

定期的にバックアップを取ることで、万が一ウイルス感染などの被害が発生した場合でも、データを復旧することができます。
バックアップは、社内ネットワークとは別の場所に保存しておくことが重要です。

法人向けウイルス対策ソフトの導入

法人向けウイルス対策ソフトは、企業のIT環境をウイルスから守るために必須のツールです。
必要な機能が搭載されているか、導入・運用が簡単か、サポートが充実しているか、コストパフォーマンスが良いかなどをポイントに、自社に合ったソフトを選びましょう。

法人向けと個人向けウイルス対策ソフトの違い

ウイルス対策ソフト導入を検討する際、多くの企業が個人向けと法人向けの違いを理解できずに、不十分なセキュリティ対策に陥ってしまうケースが少なくありません。

ウィルス対策ソフトを導入する際は、個人向けと法人向けウィルス対策ソフトの違いをしっかりと理解しましょう。

導入・運用管理

個人向けウイルス対策ソフトは、各パソコンにシリアルコードを紐づけてインストールする必要があります。
そのため、台数が増えると設定や更新作業が煩雑になり、運用効率が大きく低下します。

一方、法人向けウィルス対策ソフトは、1つのアクティベーションコードで社内全体のパソコンを一括管理できます。

【!】アクティベーションコードとは?
アクティベーションコードとは、ソフトウェアやサービスを利用するために必要な英数字の羅列です。
ライセンス認証や製品版の利用開始などに使用されます。

これにより、個人向けソフトとは比べ物にならないほど、導入・運用にかかる時間とコストを削減できます。

セキュリティ対策の範囲

個人向けウイルス対策ソフトは、基本的なウイルス対策機能のみを搭載しているため、巧妙化するサイバー攻撃からPCを完全に守ることができません。

一方、法人向けウイルス対策ソフトは、以下のような高度なセキュリティ機能を搭載し、未知の脅威にも迅速に対応できます。

■法人向けウイルス対策ソフトの高度なセキュリティ機能

高度な脅威検知機能:
従来のウイルスだけでなく、ゼロデイ攻撃やランサムウェアなどの高度なウイルスも検知し、素早く駆除します。

多層防御:
複数のセキュリティ機能を組み合わせることで、多角的な防御を実現します。

リアルタイム保護:
常にパソコンを監視し、ウイルスの脅威が発生した瞬間にブロックします。

自動アップデート:
最新の脅威情報に基づいて、自動的にアップデートを行います。

セキュリティレベルの統一と管理

個人向けウイルス対策ソフトでは、それぞれのパソコンで個別に設定を行う必要があります。
そのため、社員個人のセキュリティ意識や設定ミスによって、脆弱な箇所が生じる可能性があります。

一方、法人向けウイルス対策ソフトは、セキュリティレベルを統一・管理することができ、企業全体のセキュリティレベルを飛躍的に向上させることができます。

①グループポリシーによる一括設定
グループポリシーを利用することで、社内のすべてのPCに対して一括でセキュリティ設定を行うことができます。

ファイアウォールの設定:
不正なアクセスを防ぐために、ルールを統一することができます。

パスワードポリシー:
パスワードの長さや複雑性を設定し、パスワードの推測を困難にすることができます。

ソフトウェアのインストール制限:
不正なソフトウェアのインストールを禁止し、PCの脆弱性を減らすことができます。

②ロールベースアクセス制御(RBAC)
ユーザーの権限に応じて、アクセスできる機能や設定を制限することができます。

管理者権限を限定:
設定変更によるセキュリティリスクを低減することができます。

一般ユーザーの権限を制限:
情報漏洩などのリスクを低減することができます。

③監査ログによる監視
すべての操作をログに記録し、不正アクセスなどを検知することができます。

ログイン・ログアウト:
ユーザーのログイン・ログアウトを記録することで、不正ログインを検知することができます。

ファイルのアクセスログ:
アクセスログの記録により、不正なファイルアクセスを検知することができます。

設定変更ログ:
設定変更ログの記録により、不正な設定変更を検知することができます。

もし、ウイルスに感染してしまったら・・・

もしもウイルスに感染してしまったら・・・!?
慌てずに、以下の4つのステップでピンチを脱出しましょう!

①ウイルスを撃退!
最新のウイルス対策ソフトでパソコンをスキャンし、ウイルスを駆除します。多くの場合、ソフトが自動的に駆除してくれますが、手動での駆除が必要な場合もあります。

②感染経路の特定
ウイルスがどのように侵入したのかを特定し、再発を防ぐ対策を講じます。
考えられる侵入経路は、不正サイトへのアクセス、感染ファイルのダウンロード、USBメモリ使用、脆弱性などです。

③被害状況の確認
ウイルスによってどのような被害を受けたのかを確認します。ファイル消失、情報漏洩、パスワード盗難、システム障害などが考えられます。

④復旧&再発防止!
被害復旧
・バックアップからの復元: 感染前に作成したバックアップがあれば、ここから復元できます。
・専門業者への依頼: 自力での復旧が難しい場合は、専門業者に依頼しましょう。

■再発防止策をチェック!
・ウイルス対策ソフトを最新版に
・ファイアウォールを設定
・パスワードを厳重管理
・ソフトウェアを最新版に
・不審なメールやファイルに注意

ウイルス感染は、迅速な対応が重要です。
日頃から適切な対策を講じ、もしもの場合にも慌てずに適切な行動をとれるように準備しておきましょう。

まとめ:法人向けレンタルPCのウイルス対策は安心のサービスで

法人向けウイルス対策ソフトは、セキュリティレベルの統一と管理機能によって、個人向けソフトでは実現できない高度なセキュリティ対策を実現できます。

しかし、自社でウイルス対策環境を構築・運用するのは、時間やコスト、人材面で大きな負担となります。

そこでおすすめなのが、法人向けレンタルパソコンです。

法人向けレンタルパソコンは、常に最新のOSやソフトウエアでウイルス対策ができます!また、専門家によるサポートも充実しているので万が一の場合も安心です。

レンタルパソコンであれば、ハードウェアの故障や破損時も迅速に交換できるので、業務の中断リスクを最小限に抑えることができます。

※法人向けレンタルPCのウイルス対策についてはこちらにお問合せください。

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