Zoom,YouTube Live ,Facebook Liveのビデオ会議にて大活躍!ビデオスイッチャーまとめ 2020.12.10
ビデオ会議をはじめ、アフターコロナ以降はオンラインでコミュニケーションを取る機会が格段に増えました。
ビデオスイッチャーはGoogle MeetをはじめとするZoom等のビデオ会議のクオリティを、一段階アップさせるとても便利なツールです。
YouTube Live やFacebook Liveといったリアルタイムの配信サービスでも問題なく利用することができます。
今回はそんなビデオスイッチャーって何?という基本的なところから、選び方のポイントなどについて解説していきます。
目次
ライブ配信ツール「ビデオスイッチャー」とは
ビデオスイッチャーは接続してある複数のカメラやPCの映像・画面をワンタッチで切り替えることができる機器です。
主にセミナーや講演会などの映像配信で用いられ、映像を切り替えながら進行することで視聴者により臨場感のある映像を届られるようになります。
Web会議では基本的に1つのカメラ、視点から映し出した映像のみで、視覚的に変化が乏しいため聞き手に退屈な印象を与えてしまいますが、ビデオスイッチャーがあれば問題ありません。
ビデオスイッチャーを選ぶポイント
それではビデオスイッチャーを選ぶ際に気をつけたいポイントについて解説していきます。
①端子が対応しているか
(画像引用元)
現在使用しているカメラやPCなどの機器、あるいはこれから購入予定の機器がビデオスイッチャーに対応しているかはまずはじめにチェックする項目です。
どういう画面構成や演出をしたいか、用途は何か?などで絞り込んでから対応/非対応とコストパフォーマンスで選択すると良いでしょう。
②映像・音声効果の機能が必要かどうか
ビデオスイッチャーには映像の切り替え(ピクチャーインピクチャーetc)や音声エフェクトなど演出できる機能が追加されているモデルがあります。
画面切り替えのみでとりあえず価格が控えめのエントリーモデルを使ってみてから、より充実したモデルに変えるのもオススメです。
③ビデオスイッチャーとオーディオの調節が両方できるか
(画像引用元)
キャプチャーボードとオーディオインターフェースを別個で使用すると音声に遅延が生じてしまい、違和感の感じる配信・動画内容となってしまいます。
そこで実際に喋っている音声と口の動きがピッタリ合うように調整してくれるエンコーダーが搭載してるものを選びましょう。
また、ビデオとオーディオが一体となっていることで配線周りもスッキリして、場所を取らないといったメリットがあります。
おすすめのビデオスイッチャー
①Blackmagic Design ライブプロダクションスイッチャー ATEM Mini
ビデオスイッチャーの中で最も人気があるといってもいいATEM Mini(エーテムミニ)は、3万円後半という価格ながら優れた機能を搭載しています。
USB-C端子対応なのでほぼすべてのPCに接続可能で、4つの系統、例えば司会者・会場全体・スライドなどに画面を割り振って切り替えることができます。
配置されたボタンも使いやすく、初心者でも操作に短時間で慣れます。品薄状態が続いているため、入荷状況をチェックしておくのをオススメします。
参考価格:39,570円
②Roland V-1HD
「シンプル✕コンパクト✕高画質」がコンセプトなV-1HDは、設置場所を選びませんのでセミナー会場や会議室などで活躍します。
4系統のHDMI入力はもちろんのこと、多彩なエフェクトをプリセットで搭載してますので、これまでのプレゼンテーションをワンラック、ツーランクもアップさせることができます。
入力は1080p/1080i/720pに対応しており、Blu-rayプレーヤーなどの「HDCP」にも対応しているため、他のソースのミックスも可能です。
参考価格:138,000円
③Roland VR-1HD
VR-1HDはライブ配信を映像・音質ともに高品質で届けてくれる、コンテンツ作りにおける協力なサポートツールです。
3系統のHDMI入力が搭載されており、対応解像度も幅広いためほとんどの機器に接続できるほか、ハンズフリーでマイクを使用できるグースネック・マイクも使用可能です。
シーン切り替え、画面分割の構成などもプリセットボタンに配置済みなので、細やかな接続設定を行わずともすぐに本格的な演出ができます。
また、マイクを音量を検知して話している人の画面にオート切り替えする「ビデオ・フォロー・オーディオ・モード」や予めきためたタイミングで映像を切り替える「オート・スキャン・モード」も搭載。
その他にもお役立ち機能が満載ですので、配信クオリティをなるべく高めたいという方に最適です。
参考価格:150,000円
④Blackmagic Design Teranex mini Rack Smart Panel
小型でカラーLCDスクリーンを搭載、お値段も13,000円前後とリーズナブルなTeranexはおすすめのエントリーモデルのひとつです。
コンバーターという区分ではありますが、SDIとHDMIを切り替えが可能なので、カメラ映像とPC画面だけ使う方にオススメです。
映像合成といった機能は使えませんが設定はかんたんですので、自宅からのWeb会議やオンラインミーティングなどでの使用であれば十分な性能といえます。
注意点としては配信解像度が720p固定となりますので、HD画質(1080p)にしたいという方は別のものを選びましょう。
参考価格:13,000円
⑤Nagasoft NSCaster X1 direct Broadcast Tablet
11.6インチのフルHDタッチスクリーンモニター、最大6チャンネルの切り替え、録画・配信はもちろんのこと、ミキサーやテロップなど多くの機能をぎゅっと凝縮した1台がNSCaster X1タブレットです。
これだけの機能を備えたスイッチャーは他になく、有線LAN&WIFI および 4G モジュールも搭載していますので、高画質での配信が可能となっています。
タブレット型ということもあり、タッチで編集や閲覧といった操作がかんたんに行えます。携帯性も抜群で、本体重量もわずか1.2kg。カメラさえあればPCのなしでもライブ配信・収録が可能となっていますので、出先でも十分に使えるモデルとなっています。
参考価格:330,000円
まとめ
退屈になってしまいがちなWeb会議やオンラインミーティング、セミナーをより魅力的なものにしてくれるビデオスイッチャーについてお伝えしてきました。
画面がパッと切り替わるだけでも演出の幅がかなり広がりますので、これを機にいいなと思ったらぜひ導入してみてくださいね。