Web・オンライン会議ツールの音声調整方法 2022.02.03

Web会議、オンライン会議で、「音声が聞こえない」「音量が小さい」等のトラブルに見舞われたことはないでしょうか。
いざ音量調整を行おうとしたときに、「どこをどう探しても音量調整の機能が見当たらない」「OS側のスピーカーアイコンで音量調整をすると、他のアプリの音量も変わってしまう・・・」「ミーティングの音声はよく聞こえるけど、Windows 10の通知音などが大きくてうるさい」というアンバランスな状況になってしまうことも少なくないでしょう。
今回はよく使われる 以下3つのツールそれぞれのパターンでの音量調整方法について解説していきます。大事な会議や打ち合わせの場でスムーズに対応できるよう参考になれば幸いです。
1. Zoom(ズーム)
2. Microsoft Teams(チームス)
3. Google Meet(グーグルミート)
もくじ
1.Zoom(ズーム)の音量調整方法・音声を大きくする手順
web会議で最もよく使うのがZoom(ズーム)という方も多いのではないでしょうか。話し手側、聞き手側それぞれでの調整方法を確認してきましょう。
(1)話し手側でマイク調整する場合
【手順1】
画面左下の「マイク」アイコン横の「v(下向の矢印)」をクリックします。
【手順2】
表示されたメニューから[オーディオ設定]を選択します。
【手順3】
オーディオ設定が表示されるので以下①②で調整する
①「自動で音量を調整」のチェックをはずす
② マイクの音量ゲージを調整する
①の「自動で音量を調整」のチェックをはずすのがポイントですね。
(2)聞き手側でスピーカー調整する場合
次に、聞き手側で音量調整を行う場合を確認していきましょう。
【手順1】【手順2】まではマイク調整の操作と同じです。
最後の【手順3】で、スピーカーの項目にて音量調整を行います。
事象が改善されるか確認してみてください。
2.Microsoft Teams(チームス)の音量調整方法・音声を大きくする手順
Zoom(ズーム)同様に、企業のテレワーク化と合わせて急速に導入が進んだのがMicrosoftTeams(チームス)ではないでしょうか。
Office365と同期されるため、特に民間企業で利用されている方も多いと思います。しかし音量調整方法はZoomとは異なる対応となるため、それぞれ確認していきましょう。
(1)話し手側でマイク調整する場合
MicrosoftTeams(チームス)の場合、アプリ上では動作確認までのみで、調整操作はWindowsOS側での対応となります。
手順は以下の通りです。
【確認方法】
「・・・」>デバイスの設定>マイクの項目の順でマイクゲージが動作しているか確認する。
マイクに息を吹きかけるなどし、マイクのボリュームゲージが動作していた場合は、調整の操作に移ります。
【手順1】
デスクトップの検索メニューに「サウンド」と入力し、「サウンドの設定」を選ぶ。
【手順2】
サウンド設定の関連設定メニューから「サウンドコントロールパネル」を選ぶ。
【手順3】
「録音」タブに切り替え、「マイク」をダブルクリックする
【手順4】
「レベル」タブに切り替え、マイクの音量ゲージを調整する
以上が、話し手側でマイクの音量調整を行う方法です。
(2)聞き手側でスピーカー調整する場合
では次に、聞き手側でスピーカー調整を行う方法を見ていきましょう。
マイクの調整とは異なり、スピーカーの調整はアプリ側のみで対応可能です。
【手順1】
「・・・」>デバイスの設定>スピーカーの項目の順で音量ゲージの調整をする。
マイク調整と比べてシンプルですね。ぜひ覚えておきましょう。
3.Google Meet(グーグルミート)の音量調整方法・音声を大きくする手順
では最後に、Google Meet(グーグルミート)での音量調整方法について解説していきます。
Google Meet(グーグルミート)は、Googleアカウントを持っている同士であれば、すぐにブラウザ上でオンライン会議が可能です。Zoom(ズーム)やMicrosoftTeams(チームス)と並び、よく利用されているオンライン会議ツールですね。
Google製のアプリのためセキュリティ面で安全性が高いことが特徴に上げられ、無償プランでも100人まで同時接続可能(3人以上の場合は連続通話時間最大60分)フリーランスや個人事業主などのコミュニティでよく利用されています。
(1)話し手側でマイク調整する場合
マイク調整ですが、MicrosoftTeams(チームス)と同様にアプリ上では動作確認までを行うことが可能です。
【確認方法】
MicrosoftTeams(チームス)と同様、アプリ上で以下の手順でマイク状態を確認します。
マイクに息を吹きかけるなどで音声波形が動作するようであれば、マイク動作は問題ありません。
次の、音量調整の手順に移ります。
※操作はMicrosoftTeams(チームス)と同様です。
【手順1】
デスクトップの検索メニューに「サウンド」と入力し、「サウンドの設定」を選ぶ。
【手順2】
サウンド設定の関連設定メニューから「サウンドコントロールパネル」を選ぶ。
【手順3】
「録音」タブに切り替え、「マイク」をダブルクリックする
【手順4】
「レベル」タブに切り替え、マイクの音量ゲージを調整する
(2)聞き手側でスピーカー調整する場合
GoogleMeet(グーグルミート)では、アプリ上上での音量調整ができないため、WindowsOS側で調整を行います。
【手順1】
デスクトップの検索メニューから「サウンド」を検索し、「サウンドの設定」を選ぶ。
【手順2】
次にサウンドの設定メニューから「アプリの音量とデバイス設定」を選ぶ
【手順3】
最後に、変更したいアプリの音量ゲージを調整する
こちらの方法は、GoogleMeet(グーグルミート)だけに関わらず、ZoomやMicrosoftTeams(チームス)でも有効な調整方法なので、覚えておくと便利でしょう。
まとめ
Zoom(ズーム)、MicrosoftTeams(チームス)、GoogleMeet(グーグルミート)の3つのツールでの音量調整について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。アプリ上では完結しない箇所については、WindowsOS側での調整が必要となるので、しっかり押さえておくと、いざ大事な会議や打ち合わせの際には焦ることがないかもしません。
補足ですが、もし今回の方法で改善しない場合は以下の原因と対処方法が考えらます。
その他の原因と対処方法
✔デバイスそのものか、PC側との接続部分などデバイス側に問題がある
➡ デバイスの交換、デバイスの再接続
✔物理的な距離や障害物などで音が拾えていない(聞こえない)
➡ マイク(スピーカー)との距離感・場所の調整
✔インターネット接続が不安定
➡ 一度会議を退出し、インターネット接続の状況確認後、再参加。
✔聞き手(話し手)の側の問題
➡ 相手に協力を求める
今回解説した方法と合わせながら、スムーズなweb会議にお役立てになれば幸いです。
その他、オンライン会議ツールに関する記事を多数アップしておりますので、宜しければご覧ください。
ビデオ会議用用・オンラインミーティングの無料ツール
URL:https://rental-pc.net/news/videomeeting-tool/
レンタルパソコンでZOOM会議 マイクが反応しない時の対処法
URL:https://rental-pc.net/news/zoom-mic-check-how-to/
不具合?レンタルパソコンでZOOMの遅延や途切れが発生する時の対処法
URL:https://rental-pc.net/news/zoom-trouble-sloution/
ビデオ会議・Web会議をスムーズに行うための事前に準備しておくべきことまとめ
URL:https://rental-pc.net/news/videomeeting_jizen/
【テレワーク・在宅ワーク】レンタルPCで使うZoom(ビデオ会議・WEB会議)で必要なアイテム 5種の解説
URL:https://rental-pc.net/news/rentalpc-zoom-items/
最後までお読みくださり誠にありがとうございました。