テレワーク・在宅ワークにおけるレンタルパソコンの利用について 2020.08.25

テレワークや在宅ワークにおけるレンタルPC利用について

新型コロナウイルス感染拡大により、働き方は通勤からテレワーク・在宅ワークへ移行するところが増加しましたが、いつまで、どの職種までなど先がみえない中、手探りでテレワーク・在宅ワークの環境整備が進んでいます。

各企業ではテレワーク・在宅ワークの環境整備の際に、ノートパソコンを購入・リース・レンタルといった3種の導入方法を検討するところから始まり、各ベンダーへの問合せや、比較等が進められたようです。
購入に関しては、POSデータにより調査をおこなうBCN様より調査データが発表されており、ノートパソコンの需要は2020年4月をピークとして増加しており、現在では落ち着きが取り戻されたようです。

BCN ノートPC市場販売台数指数推移
出典:BCN様

2020年3月・4月においては小売店では、売り切れ状態となるところが相次いでおりました。

3月状況:新型コロナがPC特需を直撃 在庫切れ相次ぐ、5Gにも影響
4月状況:外出自粛&在庫切れで失速…ノートPC販売台数、10月以来の前年比割れ

それらを経て、現状では落ち着きを取り戻した状況にあります。

今回、テレワーク・在宅ワークの労働環境をつくるうえで、一定の指示を得たレンタルPC・レンタルパソコンに関して、その利用内容についてお伝えしていきます。

1.テレワーク・在宅ワークによる在宅勤務の増加

在宅勤務実施者は新型コロナの登場により2020年の3月以降、増加の一途をたどっています。

東京商工会議所がおこなったアンケートによると、テレワークを行っている企業は3月時点で26.0%でしたが、6月には67.3%と41.3ポイントも上昇。

従業員数が多いほどテレワークを実施している傾向にあり、従業員30人未満は45.0%、300人以上では90.0%の実施率となりました。

(引用元:「テレワークの実施状況に関する緊急アンケート」調査結果

コロナが私達の働き方にどのように影響をもたらしたかについて、以下の記事で詳しく取り上げていますので、こちらも参考になさってくださいね。

コロナ蔓延によるテレワークや在宅ワークの促進

2.急遽、出勤から在宅への切替に伴いレンタルPCの導入

在宅勤務になったからといって、社内のパソコンを持ち出すのはセキュリティ面に不安が残ります。

それというのも、データの取り扱いが万全でも本体そのものを紛失・破損してしまう恐れがあるからです。

コスト面においても新しく購入すると10~20万という、安くない費用がかかってしまいます。

パソコンが手に入らないということも相まって、低コストかつ保証サービスのついた、レンタルPCを選択するケースが増えています。

セットアップの手間もないので、多くの面で新しいPCを購入するよりもメリットがあるんですね。

3.レンタルPCで利用されるITサービス

レンタルパソコンで利用されるITサービス・ツールは、主に3つの種類に分類されます。

これまでオフィスで行っていたことを、在宅勤務でも出来るように補助してくれるものです。

それぞれの利用事例や具体的なサービス内容を解説していきます。

ウェブ・ビデオ会議システム

ビデオ会議・オンラインミーティングシステムは、テレワークでもはや必須ツールといってもいいでしょう。

専用アプリを起動して通話するタイプと、ブラウザ上で完結する2つのタイプがあります。

選ぶポイントは無料での利用範囲、回線の安定度、バーチャル設定の有無や他アプリとの連携可否などがあります。

【主なウェブ・ビデオ会議ツール】
Zoom
Google Meet
Microsoft Teams

ビデオ・Web会議のツールについては以下でもまとめておりますので、ぜひご覧ください。

ビデオ会議用・オンラインミーティングの無料ツールまとめ

チャットツール


チャット上でタスクを割り振ったり、容量の少ないファイルの送受信といったビジネスコミュニケーションツールです。

支店、各部門だけでなくプロジェクト毎にグループも作成可能なほか、時系列でログが残るため1日の振り返りや議事録の作成も容易にできます。

チャットツールの中にはWeb会議ツールと連携しているものもあり、ワンタッチでオンラインミーティングへの移行ができるサービスもあります。

【主なチャットツール】
チャットワーク
Slack
LINE WORKS

ファイルストレージサービス

オンラインミーティング上でファイル共有するための「ファイルストレージサービス」。

テレワークによってプリントアウトをする機会が激減した代わりに、利用する機会が増えた方も多いでしょう。

データの共有や業務内容の引き継ぎなど、あらゆる面で活躍してくれる便利ツールです。

【主なファイルストレージサービス】
Google Drive
OneDrive for Business
Dropbox

4.テレワーク・在宅ワークを効率化させるおすすめWebツール

これまで紹介したWebサービスでもリモートワークは十分に可能ですが、それだけでは勿体ないです。

さらに効率化できるツールがあり、オンラインの強みを最大限に活かしてくれます!

そんなオススメのWebツールを本項で3つ、ピックアップしてお伝えしていきます。

G suite

Google社の「G suite」は同社が提供するMeet、Gmail、カレンダーといったツールを連携して、使用できるグループウェアです。

例えばGoogle Meetでオンラインミーティングをして、その資料をGoogle Driveに保存・共有、次回の会議もカレンダーですぐ予約できます。

セキュリティ面も端末・IPアドレス毎の制限に加え、セキュアログインも強化してあるので安心してご利用いただけます。

Adobe Document Cloud

ペーパレスが基本のテレワークでは、請求書や企画書などをPDFでやり取りする方も多いのではないでしょうか。

PDFにしておけば送付先に編集権限は渡りませんし、どの端末でも崩れずにキレイに表示されるといったメリットがあります。

Adobe Document Cloudはサーバー上にファイルをアップロードして共有することで、送付から署名を一括で行なえます。

Citrix Virtual Apps and Desktop

サーバー上に仮想デスクトップを構築しておけば、ネットワークを介していつでも1つデスクトップにアクセスでき、サービスへのログインやアプリの入れ替えを行う必要がありません。

Citrix社はそんな仮想デスクトップ市場を牽引する存在で、遅延時間はごくわずか、Microsoftのワードやエクセルとの連携がされているなど利便性が非常に高い仕様になっています。

All In One SEO Pack

WordPressでの細かいSEO設定を行ってくれるプラグインで、自社メディアやブログにおける集客効果をアップしてくれます。

GoogleやBingなどのクローラー(サイト評価プログラム)に巡回してくるれよう、XMLサイトマップ(コンテンツの構成図)を作成してくれます。

記事毎のSEO対策までしてくれるので、「難しいことはわからないけどSEO対策したい!」という方には特にオススメです。

まとめ

テレワークの増加に伴い、レンタルパソコンが利用される頻度増えてきました。

オンラインミーティングだけでなく、ファイル管理やコミュニケーションなどオフィスで行ってきたことの多くをWebサービスによって代替するようにもなりました。

複数のアプリやツールは低スペックなパソコンですと十分に処理が出来ず、作業効率が落ちてしまいます。

弊社ではパナソニックの高性能なノートパソコン「レッツノート」のみを取り扱っています。

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