レンタルパソコンを法人で短期利用する際の業者比較7選 2021.12.28

レンタルPCを短期で利用する法人様ではビデオ会議・Web会議、イベントやセミナー、研修など利用シーンが多いようです。その中で、よくあるご質問が「1週間で借りられませんか?」という内容があります。
レンタルパソコン業者では最低貸出期間が決まっている場合が多く、各社特徴としている部分が様々です。弊社の場合は1ヶ月からです。
そこで多く寄せられるご質問に答えるべく、法人において1週間でレンタルパソコンを短期で借りる場合の短期貸出しをおこなう業者7社の比較をおこなっていきます。
もくじ
レンタルパソコンを法人で短期利用する際の業者比較7選
法人向けレンタルPCの1週間 短期利用の業者(7社)の価格比較
比較時の抽出内容はスペックがOS:Windows 10 Pro、CPU:Intel Core i 5、メモリ:8GBのものをおこなっております。
※メモリはビデオ会議をおこないつつ、他ソフト・アプリを起動しても動作が重くならず固まらない程度の仕様として8GBのものを選定。
1週間の短期利用での費用をみると4,000円~8,500円と最大4,500円の開きがありました。
各社の取扱いパソコンのメーカー・機種は以下になります。
短期間であれば、高速で記録がおこなえるSSDは不要で、HDDで良いと思います。
また、上記利用シーンでも記述したように、レンタルパソコンを短期利用で研修を目的に利用する際、マイクロソフトオフィスが必要になる場合があります。
その際、レンタルパソコン業者ではオプションでマイクロソフトオフィスをインストールすることが可能です。次にマイクロソフトオフィスの料金比較もおこなったのでご覧ください。
法人向けオフィスソフトレンタル 短期利用の業者(7社)の価格比較
業務において多くの法人が使用するオフィスソフトです。レンタルPCに加えて、オフィスソフトも借りるケースが多いので、こちらの比較も合わせておこないます。レンタルパソコン業者がオフィスソフトのレンタルをおこなう際は上記のように利用料と、下記に示すインストール費用の2つがあります。
なおここでは月額としているのは1週間単位でおこなうところはなく、1カ月単位での提供のみでした。
オフィスソフトレンタルの月額利用料は3,500円~4,180円と、最大680円の開きがありました。
なお各社のインストール費用は以下になります。
インストール費用においては2,000~3,500円と、最大1,500円の開きがありました。わずかな差かもしれませんが台数が多い場合、費用面も大きくかわります。
法人でパソコンの短期利用はレンタルPCがおすすめな理由
パソコンを一定期間借りる方法としてはリース・レンタルのいずれかがあります。リースの場合、期間を定めて購入費を期間で割り、リース料を乗せて提供しているため、短期では選択することが難しいです。1週間や1ヶ月など短期での導入はレンタルという選択になります。また、レンタルのメリットについては以下があります。
①利用期間が柔軟
レンタルパソコンでは利用期間が1週間・2週間・1ヶ月など、利用期間を細かく選択できる業者が多く、事前に申請すれば利用期間の延長をすることも可能です。
②社員の増減に合わせてパソコン台数を調整できる
短期でパソコンが必要な際、その都度パソコンを購入やリースで導入していては費用がかさみ、不要になった場合はパソコンを余らせた状態になり、無駄な支出となってしまいます。
レンタルの場合は必要に応じて、必要な台数を調達できるのでコストの削減にも繋がります。
③経費として計上できる
パソコンを購入・リースで導入した場合、固定資産税、償却経理、損害保険の加入など費用や経理の負担が発生しますが、レンタルでパソコンを導入する場合、経費として計上できるので、経理の負担を軽減することができます。
④修理・不具合の対応
購入やリースでパソコンを導入した場合は利用者がメーカーへ修理の依頼をしてパソコンを発送しなければなりません。
また、修理に早くても1週間ほどの期間を要することが多いので業務がストップする期間も長くなってしまいます。
レンタルの場合、多くの業者では故意でなく対応範囲内の症状であれば代替品を発送してくれるので最短翌日に業務を再開することができます。
上記の事から短期でのパソコン導入はレンタルがおすすめといえます。
次に短期でパソコンを導入する際の利用シーンについて解説していきます。
法人向けレンタルPCの短期利用シーンと必要なスペック
レンタルパソコンを短期で利用する際は展示会、セミナー、研修などで、ビデオ会議・Web会議で利用されることが多いです。
そのため、求められるパソコンの仕様はビデオ会議・Web会議をおこなうためのWEBカメラがあること、インターネットがスムーズに出来ること、オフィスソフトが使えることの3点が主だったところです。
その3点を稼働させるためのスペックとして、必要最低限のものとしては、OS:Windows 10 Pro、CPU:Intel Core i 5、メモリ:8GBという内容になります。
上記のパソコン比較では、この条件のもと見合ったスペックのレンタルパソコンを選定して各社別に比較致しました。
法人向けレンタルPCの短期利用は用途に合わせて機種を選ぶ
今回、パソコンを短期で利用する際にレンタルがおすすめな理由、短期で利用するシーン、レンタルPC業者別の料金・スペック比較をおこない紹介しました。
レンタルパソコンで導入したのにWEBカメラが搭載されておらずWEB会議・ビデオ会議が出来ない、マイクロソフトオフィスがインストールされておらずエクセルやワード、パワーポイントが使用できないといった事態にならないよう事前に用途を明確にした上で必要なスペックのパソコンを導入するようにしましょう。
また、レンタルPCネットでは用途別で最適なパソコン選びができるよう「法人向けレンタルパソコン比較┃失敗しない機種選びと費用確認について解説」にて詳しく解説しています。
選定の際、是非お役立てくださいませ。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。