レンタルPC業者おすすめ!パソコンが遅い原因と解決策!フリーズ・ビジー状態からの解放 2020.09.10

テレワークや在宅ワーク中のパソコンが重い-1

『テレワークで使っててパソコンが遅いし、固まるから借りようと思って』
『在宅ワークでビデオ会議をやっているのですが、固まらないパソコンあります?』など、パソコンの挙動の遅さや、フリーズ(固まる)に対する相談は後を絶ちません。

フリーズしてしまうのには、いくつか原因が考えられます。「何が原因で動作が遅いのか?」まずはここを突き止めないと、効果的な対応策を取れません。

この記事ではそれぞれの原因に合わせて対処法をまとめています。あなたのパソコンの症状に当てはまるものを見つけて、ぜひ参考にしてみてください。

パソコン内のハードウェアが原因のケース

非常に分かりやすく、良くあるのがハードウェア故障が原因のケースです。

電源ボタンを押した後パソコン自体が起動しない
真っ黒な画面のまま止まっている

上記のようなケースでは、ハードウェアに原因がある可能性が考えられます。 主な故障個所としては「ハードディスク」と「メモリ」の2か所です。

ハードディスクとは?

ハードディスクとは、パソコンの記憶領域を指します。

OSの「Windows」が保存されているのも、ハードディスクです。つまり、ハードディスクが壊れるとWindowsを起動することができなくなります。PCは電源ボタンを押した後も、黒い画面になったまま反応しないはずです。

対処法

パソコンを修理に出すほかありません。購入されたものであれば、購入店に問い合わせしましょう。レンタルパソコンであれば、レンタル店に問い合わせするようにしましょう。

メモリとは?

メモリとは、アプリが動作するために、一時的にデータを保存する領域です。「メモリは机の上、ハードディスクは机の引き出し」とよく例えられます。

勉強するとき、机の上に教科書やノートを出して作業しますが、終わったら引き出しの中にしまいますよね。そのように、メモリはあくまでも作業している間に使用する「机の上」の役割です。

対処法

メモリが壊れると、ハードディスクの故障と同様にパソコンが起動しなくなります。その場合は同じように購入店やレンタル店に問い合わせするようにしましょう。

しかし、メモリに原因がある場合は、故障ではないこともあります

メモリが不足している可能性

メモリは一時的な記憶領域なので、容量が限られています

メモリの特性として「同時に複数のアプリケーションを起動するとPCが重くなる」ことがあるので、故障ではない場合も少なくありません。

その場合はメモリの増設や、スペックの高いPCへの買い替えを検討しましょう。

ゴミやほこりが原因で遅くなっている場合

続いてフリーズ等の原因になりやすいのが、ゴミやほこりです。

特にデスクトップ型のパソコンを使っている場合に、動作不良の原因になりやすい傾向があります。

では、なぜPCはごみやほこりで遅くなるのでしょうか?

パソコンは熱に弱い

パソコンで画像編集や動画編集などの作業をしていると、内部から「ウィーン・ブィーン」という音が聞こえてきたことはありませんか?

あの音は、パソコンの冷却装置(ファン)が起動している音です。人間が運動すると体温が高くなるのと同じように、パソコンも動かしているうちに熱くなるのです。

そうなった場合、冷却装置を起動して熱を下げますが、このときにゴミやほこりがファンに溜まっていると熱が下がりません。パソコンは熱に弱いので、冷却装置がうまく作動しないとフリーズや動作が重くなるといった症状に陥ってしまうということです。

熱が上がったままにしてしまうと、最悪の場合は故障にも繋がるので、定期的に掃除しましょう。

パソコンを掃除しよう

ゴミやほこりを除去するためには、ハケを使って掃き掃除したり、ピンセットで除去したりするのがおすすめです。

しかし、精密機械ですので、取り扱いには十分に気をつけてください。電源は必ず落とし、コンセントも抜いておくと良いでしょう。ほこりが飛んでくることもあるので、マスクも装着すると万全です。

ソフトウェアが原因のケース

ここまでパソコンの外部に原因がある場合を探ってきました。一方で、パソコンの内部に原因がある可能性も考えられます。原因別に考えていきましょう。

使用アプリの負荷が高い

アプリと聞いて、Microsoft Excelなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、Internet Explorerなどもアプリです。特定の機能を持っているソフトの事をアプリといいます。

1つだけでも動作が重くなるアプリもあれば、複数立ち上げると動作が重くなるアプリもあります。

重たいアプリを特定するには、タスクマネージャーを起動して確かめる方法が有効です。ここではその方法をお伝えします。

タスクマネージャーの起動方法

ここでは、Windowsでの例を紹介します。Macにも「アクティビティモニター」という同様の機能がありますので、Macの方はそちらでお試しください。

タスクマネージャーはWindowsボタンを右クリックして「タスクマネージャー」を選択するか、「delete+ctrl+alt」キーの同時押しで起動できます。

タスクマネージャーを起動したら、「詳細」ボタンを押しましょう。

初期設定では「プロセス」タブが表示されます。

プロセスタブでは現在起動中のアプリと、そのアプリがどれだけCPUとメモリの容量を消費しているのかが、パーセンテージでわかるようになっています。

この内「パーセンテージが高く、かつ使用していないアプリ」が動作の思い原因である可能性が高いです。

「右クリック→タスクの終了」で閉じることができますので、実行しましょう。

ブラウザのタブを増やしすぎない

インターネットでサイトを閲覧するときに、ブラウザのタブを開きすぎていませんか?この状態だとパソコンがビジー状態になり、動作が重くなったり、フリーズしたりすることがあります。

見終わったサイトのタブはできる限りこまめに消すようにしましょう。タブをそのままにしておくと、メモリの容量を圧迫してしまいます。

特に、株価の最新情報などを発信するサイトは、数分ごとに表示を更新するように設定されているので、パソコンがビジー状態になりやすい場合があります。見終わったタブは消すようにしましょう。

スタートアップアプリの設定

スタートアップアプリとは、パソコンを起動したと同時にセットで起動するアプリのことです。

必要なアプリもありますが、中にはメーカー側が設定している不要なアプリもあります。

パソコンを起動してから数分間が特に動作が重い」という場合は、スタートアップアプリの設定を変更することが特に有効である可能性があります。

スタートアップアプリはどこで設定できる?

スタートアップアプリの設定は、「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」という順番でたどり着けます。

開くとスタートアップに設定されているアプリの一覧が出てきますので、オンオフボタンで不要なアプリは停止しましょう。

例えば、「Downloaded Maps Manager」はマップアプリを使わない場合は不要です。

バックグラウンドアプリの停止も効果的

スタートアップと似たような原因で、バックグラウンドアプリがメモリの容量を大きく占領している場合もあります。

その名の通り、目には見えないところで常に動いているアプリなので、不要なものは動作を停止するようにしましょう。

バックグラウンドアプリはどこで設定できる?

バックグラウンドアプリは「設定」→「プライバシー」→「バックグラウンドアプリ」から設定できます。

設定画面を開くとバックグラウンドで起動しているアプリの一覧が表示されますので、オンオフボタンで不要なものは停止しましょう。

例えば、「3Dビューア」はCADやアニメーションで3Dファイルを使わない場合は不要です。

インターネット回線が原因のケース

動作が遅くなるのは、アプリなどのパソコン内部に原因がないこともあります。

特に「WordやExcelは遅くないのに、インターネットサイトを見ているときだけ動作が遅い」といった場合には、パソコンではなくインターネットが原因で遅くなっている可能性があります。

代表的な例をあげていきますので、該当する場合は対処していきましょう。

ISPに不具合が生じている

ISPとは「Internet Services Provider(インターネットサービスプロバイダ)」の略称で、インターネットを契約している会社のことです。

プロバイダ側に電波障害などの不具合が生じているのが原因で、インターネットが遅くなっている可能性があります。

例えば光回線は、電線から有線で接続されています。台風や自然災害が起こっている場合には、そこに不具合が生じていて、回線が遅くなっている可能性が考えられます。

ISPの障害情報に関しては、各ISPのホームページから確認可能です。スマートフォンなどの別回線を利用して、情報をチェックしてみましょう。

料金未納という可能性もある

請求書払いを忘れていたり、登録クレジットカードの有効期限が切れていたりなど、料金未納でインターネットが停止されているという可能性も考えられます。

その場合は、どれだけインターネットの設定をやり直しても繋がりません。パソコンが動かなくなったら、焦らずに料金が未納になっていないかも確認しましょう。

インターネット回線に負荷がかかっている

「テキストサイトを見るときは大丈夫だが、動画サイトを観るときだけ遅い」

こういった場合には、インターネット回線に負荷がかかっている場合があります。特に無線インターネットを利用している場合、動画サイトだけ速度が遅くなるという設定がされている場合があります。

また、WiMAXの場合は、特定のエリアから離れると速度が遅くなる特性があるので、利用する場所に問題がある可能性も。

光回線へ変更すれば、そういった心配はありません。いつも動画だけ遅くなって困っている場合には、光回線への乗り換えも検討してみましょう。

パソコンの設定変更で対応できる場合

原因に見当がつかないといった場合でも、設定を変更するだけでパソコンの動作スピードが変わることがあります。ここでは、そういったケースに試してみてほしい設定を2つ紹介します。

高速スタートアップでPC起動時のスピードを上げよう

高速スタートアップとは、パソコンを立ち上げてから利用できるまでのスピードを上げる設定です。

シャットダウンする時に起動時の準備をあらかじめしておくことによって、次回パソコンを起動したときのスピードアップを図ります。

高速スタートアップはどうやって設定する?

設定方法は簡単で、電源オプションのサイドメニューから、「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」画面が表示されます。

「現在利用可能ではない設定を変更します」という文字をクリックしましょう。

すると「シャットダウン設定」項目の「高速スタートアップ」のチェックボタンが選べるようになります。

チェックして「設定の保存」を選択することで、再起動後の速度が速くなります。

電源オプションでPCパフォーマンスを最大化しよう

Windowsパソコンはバッテリ駆動の場合、勝手にPCのパフォーマンスを下げていることがあります。

バッテリの消費を抑えるのが目的ですが、動作が遅くなって結果的に作業時間が長くなると本末転倒です。

設定を変更するだけでPCのパフォーマンスが向上するのでやっておきましょう。

電源オプションの設定変更方法

電源オプション画面の「選択されたプラン」コーナーから、「プラン設定の変更」をクリックします。

続いて「詳細な電源設定の変更」をクリックします。

「詳細設定」の「プロセッサの電源管理」を以下のように変更しましょう。

・最小のプロセッサの状態

 バッテリ駆動:100%

 電源に接続:100%

・システムの冷却ポリシー

 バッテリ駆動:アクティブ

 電源に接続:アクティブ

・最大のプロセッサの状態

 バッテリ駆動:100%

 電源に接続:100%

上記のようにすることでパソコンのパフォーマンスが向上します。

まとめ

パソコンの動作速度は改善されましたか?

パソコンの動作が遅いときに大切なのは「原因に合わせた対処をすること」です。原因に合わせた対処を理解しておけば、同じ問題が起きたときにどう解決すれば良いか明確になります。

動作速度が遅いまま使っていると、パソコンに負荷がかかってしまい、最悪の場合は故障に繋がることも。そうならないように、この記事の方法があなたの快適なパソコン作業の一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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