ひとり情シス向けおすすめアウトソーシング・外注業者8選 2022.03.31

ひとり情シスは業務が広範囲のため、常に切迫した状況下で作業をしていることも少なくありません。
そこでおすすめなのが、業務のアウトソーシング・外注です。
本記事では、ひとり情シス向けにおすすめのアウトソーシング・外注業者をご紹介します。
【詳しい情報を知りたい方はこちら】
本記事で紹介している、各社の詳しい情報については、こちらのスプレッドシートにて一覧でまとめています。
情シス業務をアウトソーシング・外注する3つのメリット
情報システム業務の負担を軽減するには、アウトソーシング・外注をするのが適切です。
ではここで、情シス業務をアウトソーシング・外注するメリットについて解説します。
別業務を行う時間が確保できる
アウトソーシング・外注をすることで、別業務を行う時間が確保でき、業務負担の軽減・作業効率がよくなります。
空いた時間でIT知識・技術を習得する、あるいは他部門の業務に充てるなど、さまざまな時間捻出が可能です。
属人化の予防
ひとり情シスは部門が属人化してしまっている状態なので、担当の離職や休暇時は、どうしても対応が遅れてしまいます。しかし、アウトソーシング・外注化を行うことによって、属人化の予防に繋がるため、担当者がいなくても対応可能になります。
また属人化が予防できれば、社内の情シス業務もマニュアル化しやすくなり、引継ぎも容易になるでしょう。
採用・教育にかかるコストを削減
自社で情シス部門の採用・教育を行う場合、採用のための広告掲載、面接や研修をするために時間的・金銭的コストがかかります。
しかし、アウトソーシング・外注であれば採用・教育コストをかけずに即戦力の人材が担当してもらえます。
ひとり情シス向けアウトソーシング・外注業者の選び方
以下ではひとり情シスの企業がアウトソーシング・外注業者を検討する際、どのポイントを選べばいいのかまとめました。自社に適切なアウトソーシング・外注業者を見つけるための参考にしてください。
外注する業務・予算を明確にする
まずは自社の情シス業務の中で、どの部分を外注するのか、予算はどのくらい確保できるのかを明確にしておきましょう。一般的に、情シス部門では以下のような業務があります。
- ①パソコンの手配(レンタル・リース)・管理
- ②パソコンの修理・ヘルプデスク、SaaS管理(アカウント管理)
- ③Webサイト・ホームページ、サーバの保守管理
- ④セキュリティ対策、ネットワーク保守
- ⑤マニュアル、FAQ・よくある質問の作成
この中で、外注できる部分はどこなのかを細分化していき、該当する業務を洗い出していきましょう。
業務内容によって費用にばらつきがありますが、大体25万〜50万円ほどかかると考えてください。
業者の得意領域を把握しておく
業者によって得意とする領域が異なります。
そのため、自社で外注を検討している業務の実績が多い業者に絞る方が安心です。
なお、募集者が集まらないなど、場合によっては、業務ごとに複数の業者に依頼するのも1つです。
対応範囲・スピードも視野に入れる
同じ業務とはいえ、細かく見ると業者によって対応範囲が異なります。
そのため、相見積もりで、価格の安さだけで業者を選んでしまわないようにしましょう。
さらに、対応スピードも重要な部分です。トラブル発生時も対応スピードが早いと運営への影響が少なく済みます。24時間対応可能などの記載も見逃さずに確認しておきましょう。
情報システムのアウトソーシング・外注とは
情報システムの業務種類として大分するとすると以下の種類があります。
①パソコンの手配(レンタル・リース)・管理
②パソコンの修理・ヘルプデスク、SaaS管理(アカウント管理)
③Webサイト・ホームページ、サーバの保守管理
④セキュリティ対策、ネットワーク保守
⑤マニュアル、FAQ・よくある質問の作成
上記の他に、遠隔でのサービス提供と出張での対応をおこなうところがあります。
各業者によって、対応できる範囲が異なるので、自社の課題・問題点と照らし合わせてご覧いただくと選びやすくなります。
おすすめアウトソーシング・外注業者8選
1.株式会社Gizumo「クラウドSE」

クラウドSEはヘルプデスク代行〜ホームページ運用・保守と、幅広いサービスに対応しているIT業務代行サービスです。
緊急時のシステムエラーの対応などを代行してくれる「ソフトウェアサポート」も提供されているため、ひとり情シスの負担を大幅に改善してくれます。
またサービスによってはマニュアルの作成も行ってくれるため、担当者が不在の場合でも対応がしやすくなります。
プラン、価格 | ・基本プラン3.6万円〜/月 |
サービス内容 | ・当サービスを利用いただいて導入したITツールに関する問い合わせ対応 |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
2.クロスヘッド株式会社「情シスBPO」

情シスの課題に寄り添う、サポート業務を提供しているのが「情シスBPO」です。
現状、どのような箇所に負担がかかっているのか、調査やヒアリングをもとにサービスの提案をしてくれるため、社内では気付けなかった改善点も浮かび上がってくるかもしれません。
プラン、価格 | ・PC100台・月間コール数20件 ※例:15万円/月 |
サービス内容 | ・ヘルプデスク(どの会社でもよくある質問の対応) |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
3.クロスヘッド株式会社「情シスSAMURAI」

「情シスSAMURAI」はコンサルティング/情シスサポートサービスです。
常駐型になっているため、何かあった場合でもすぐに対応が可能となっています。(リモートでも対応可能)従業員教育まで行ってもらえるため、教育コストも抑えられる可能性があります。
プラン、価格 | ・情シスサポート ※無料〜15万円〜/月、個別見積 |
サービス内容 | 情シスコンサルティング |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
4.株式会社DXソリューション「オンライン情シス」

「オンライン情シス」は弁護時事務所や不動産システム会社など、幅広い業界での対応を行っています。
月額5万円から依頼できるようになっているため、部分的な依頼も可能です。
プラン、価格 | ・5万円〜/月 |
サービス内容 | ・オンラインヘルプデスク |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
5.チェックフィールド株式会社「ITコンシェルジュ」

「ITコンシェルジュ」は1999年創業、老舗のアウトソーシングサービスです。
プロジェクト開始時には、担当者2名体制となっているため、より精度の高いサポートが期待できます。
プラン、価格 | ・不動産会社PC約160台、サーバ7台 ※例:50万円/月 |
サービス内容 | ・IT運用アドバイス |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
6.株式会社エンライズコーポレーション「情シスのミギウデ」

情シスだけでなく、IT全般のサポート業務を行うサービスが「情シスのミギウデ」です。
料金も分かりやすく、ライトプラン(月額:22.5万円)とスタンダードプラン(20万円)の2つ。
初期費用や管理費用など、月額費用以外はかからないようになっています。
プラン、価格 | ・ライトプラン(3ヶ月):22.5万円〜/月 |
サービス内容 | ・情シス業務支援 |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
7.株式会社ranryu「情シス担当アウトソーシングサービス「&IT」」

情シス担当アウトソーシングサービス「&IT」は機器導入後もトータルサポートを行なってくれるため、これからIT化を本格的に進めたい企業におすすめです。
なお、IT機器全般に対応しているため、機器が古い場合でも安心です。
プラン、価格 | 保守対象機器台数制 |
サービス内容 | ・実地調査(構成調査、IT構成図の作成) |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
8.株式会社ビヨンドブルー「情シスのミカタ」

「情シスのミカタ」はシステムエンジニア180名、端末修理5000万台と、数多くの実績を持つアウトソーシングサービスです。
月額15万円〜利用でき、適宜必要なサービスを追加できます。
プラン、価格 | 従業員100名程度の目安 ※例:15万円〜/月 |
サービス内容 | ・IT資産管理 |
資料請求の可否 | 資料請求可 |
まとめ
今回は、ひとり情シス向けのおすすめアウトソーシング・外注業者をご紹介しました。
情報システム業務は広範囲かつ責任も大きく、ひとりで対応するには負担が大きいです。
だからこそ、うまくアウトソーシング・外注を取り入れて属人化を防ぎ、作業効率をよくしていきましょう。