多機能オンラインライブWeb配信 StreamYard (ストリームヤード)の特徴と使い方 2020.12.07

レンタルPCでも場合によってはライブ配信をおこなう方もいらっしゃるのではという考えから、 StreamYard (ストリームヤード)の使い方についてご紹介させていただきます。
オンライン教育、研修、セミナー、講演といった様々な発信をおこなう際に必要なオンラインのライブ配信。
単一のプラットフォームでは視聴者の方が対応していない場合があり、視聴機会を見逃すこともあるのかもしれません。それをなくすべく、Facebook, YouTube, Twitch, Periscope, LinkedInなど最大10種類のプラットフォームに同時に配信できるツールとして、 StreamYard (ストリームヤード)を活用することで取りこぼしなく視聴してもらうことができます。
オンラインでライブ配信をおこなう方は是非、ご確認ください。
もくじ
オンラインライブ配信 StreamYard (ストリームヤード)概要
StreamYard (ストリームヤード)は、複数のプラットフォームで同時配信がライブ配信ツールです。
10種類の配信先から最大8つ同時ストリーミングが可能で、Facebook・YouTube・Twitterといったメジャーなサイトは抑えてあります。
そのため配信を視聴するために新たにアカウントを取得するといった手間はかかりません。
また、各サイトで面倒なセッティングも大幅に省けるので、視聴者・配信者双方にメリットが多いツールとなっています。
オンライン ライブ配信 StreamYard (ストリームヤード)機能面
具体的に StreamYard (ストリームヤード)ではどのようなことが行えるのでしょうか?
長所を以下の3つのポイントにまとめてみました。
①複数の動画配信プラットフォームで同時配信
StreamYard (ストリームヤード)の最大のメリットは、Facebook(フェイスブック), YouTube(ユーチューブ), Twitch(ツイッチ), Periscope(ぺリルスコープ), LinkedIn(リンクトイン)などのオンラインライブ配信プラットフォームに同時配信できることです。
随時、対応しているようで現在は最大10種類と幅広く対応しています。
そしてStremYardにログインをして配信することで、予め解説しておいた各配信先のサイトから最大5つ同時にストリーミングが可能となります。
②リアルタイムでの編集機能
配信中の画面に資料画像やテロップの追加は、Youtube Studioなどのプラットフォームからでは少し手間がかかります。
StreamYard (ストリームヤード)であればテレビのようなテロップやロゴ、画像を表示させれますので、より分かりやすく視聴者に伝えることができます。
参加者の質問を表示させたりといった機能もついていますので、配信が今までよりも充実した内容になるよう手助けしてくれます。
③録画機能
ライブ配信ツールである StreamYard (ストリームヤード)ですが、配信を録画(1週間保存可能)してダウンロードができます。
テロップやオーバレイなどの編集はリアルタイムでしておけば、そのままあるいは少し加工を施すだけでYouTubeやセミナー動画として活用できます。
無料と有料プランの違い
StreamYard (ストリームヤード)は無料プランだとストリーミングの時間制限や宣伝ロゴが表示される、配信数の制限などがあります。
また、有料プランにすることで配信したライブは1週間保存されて、ダウンロードも可能となります。
無料プランで使った際の設定はそのまま残りますので、使用感が気に入ればそのまま有料プランに変更してみましょう。
フリー 0円 |
スタンダード |
プロフェッショナル 約4,000円/月 |
・配信画面にStreamYardの宣伝ロゴが付く |
・宣伝ロゴなし |
・宣伝ロゴなし |
オンラインライブ配信 StreamYard (ストリームヤード)の使い方
①アカウントの取得
まずは公式サイト(https://streamyard.com/)の入力フォームにメールアドレスを入力してアカウントを取得します。
あとは届いたアドレスから認証を行えば会員登録が完了しますので、すぐに開設できます。
英語表記ではありますが、GoogleChromeなどであればページ上で右クリックをして「日本語に翻訳」で変更が可能です。
②配信サイトとアカウントを紐付ける
「ブロードキャストを作成する」を選択したら配信先のプラットフォームを決めます。
「Connect Facebook」を押し、配信先のサイトでStreamYardの使用許可をすればアカウントの紐付けは完了です。
③配信を開始する(Facebookの場合)
「ブロードキャストを作成する(Create Broadcast)」を選択し、配信先を決めます。
配信タイトルと内容を入力したらブロードキャストを作成します。
マイクボリュームとカメラチェックが済んだら、「Broadcastに入る」を押します。
これで配信がスタートされます。
バナー・テロップの追加やチャットルームなどは右のツールバーから選択可能です。
入力したい箇所を選んで内容を記入すればすぐに反映されます。
実際にどのように動作するかは、公式が出しているチュートリアルで確認してみましょう。
オンラインライブ配信 StreamYard (ストリームヤード)のまとめ
在宅勤務などで必要不可欠となったビデオ会議ツールですが、今回紹介した StreamYard (ストリームヤード)のような便利なソフトが増えてきています。
今後もそういったテレワークやビデオ会議ツールに関して良いものはどんどん紹介していくのでぜひご覧になって頂ければと思います。