オンライン授業で教員が準備するべき機材・ツール一覧 | スムーズな授業のために 2022.04.14

新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、多くの教育機関でオンライン授業を取り入れる動きが進みました。

一方でオンライン授業で具体的に何を準備すべきか、悩まれる方も少なくありません。

本記事では、オンライン授業で教員が準備するべき機材・ツールについて解説します。

オンライン授業の種類によって準備するべき機材・ツールが変わる

オンライン授業は、教員が授業をしている様子をインターネット上で配信し、生徒はスマホやタブレット、パソコンの画面越しに受講する形式の授業のことを言います。

インターネットに接続できるデバイスがあれば場所を問わず受講でき、新型コロナウィルス感染拡大以降、教育現場で急速に浸透しました。

オンライン授業には、「オンデマンド配信」と「ライブ配信」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

以下ではそれぞれの配信形式について解説します。

オンデマンド配信

あらかじめ撮影された動画を好きなタイミングで視聴してもらう形式がオンデマンド配信です。

配信側としては、自身が満足するまで撮り直し・編集ができる特徴があります。そのため、以下のような授業の場合にはおすすめです。

  • ・順序立てて説明しなければいけない講義
  • ・繰り返し学習する必要のある授業

また、教員になりたての方や人前で話すのが苦手な方は、オンデマンド配信で授業の進め方に慣れておくことができます。ただし、オンデマンド配信は動画を見るだけの一方的な配信なので、生徒の集中力が続きにくく、不明点をその場で解消できないことがデメリットとして挙げられます。

ライブ配信

決まった時間にリアルタイムで講義・授業を進めていく形式がライブ配信です。

対面授業とほとんど変わらないため、生徒との質疑応答や補足を加えるなど、柔軟な対応ができる特徴があります。

例えば、下記のような授業ではおすすめです。

  • ・グループディスカッションを取り入れた授業
  • ・生徒の反応次第で取り上げる内容を変更する

生徒参加型の授業ができるからこそ、オンデマンド配信よりも集中力が続きやすく、不明点をその場で解消できるのも魅力です。またライブ配信を画面収録しておき、その後編集することで、授業の教材などにも使用することができるようになります。

ただし、機材や接続環境のトラブルがあった際には授業の進行に影響を与えてしまう点には注意しなくてはいけません。

オンライン授業に向けて教員側が準備する機材・ツール

オンライン授業では、どのような教材・ツールを準備すれば円滑に進められるのでしょうか。

以下ではオンデマンド配信/ライブ配信両方で、最低限準備すべき機材・ツールをご紹介します。

パソコン・スマホ・タブレット

オンライン授業の撮影や動画の編集を行うには、パソコンやタブレットといったデバイスは必須です。

Webカメラやマイク機能が内蔵しているパソコンであれば、一台あることでオンライン授業に関わる全ての作業が可能になります。

なお、生徒の数が多い場合には、画面が分割されて見えにくくなる可能性もあるため、画面の大きなパソコンを用意する方が快適です。

また、黒板やホワイトボードを使用する場合、文字が鮮明に見えるよう、カメラの画質は200万画素以上のスペックを選びましょう。

Wi-Fiやインターネットが接続できる環境

オンライン授業はWi-Fiやインターネットが接続できる環境が必須です。

接続は無線・有線どちらでも構いませんが、有線の方が安定した配信ができます。

また、回線速度と通信容量も気にすべきポイントです。 回線速度は一度に送信できるデータ量を指し、bpsの数値で表します。 bpsの数値が低ければ映像や音声が途切れやすくなるので、オンライン授業では1〜4Mbpsあれば安心です。

一方、通信容量は一定期間で送受信できるデータ量を指しており、バイト(GBやMB)で表示されます。 通信容量の制限を越えると通信速度が制限され、オンライン授業ができなくなるので注意が必要です。 オンライン授業では通信容量が大きくなることが予測できるため、容量制限のない光回線の契約がおすすめです。

Web会議ツール(ライブ配信)

ライブ配信はZoomやSkype、TeamsなどのWeb会議ツールを用いて行います。

基本的には、画面共有やホワイトボードなどの機能が充実しているZoomがおすすめです。

なお、大学のような大人数に向けた講義をする場合は、Microsoft社が提供しているTeams等がおすすめです。

Webカメラ

パソコンに内蔵されているカメラの場合、画素数が足りない場合もあります。そこでWebカメラを別途用意しておくのもおすすめです。パソコンの場合は位置が限られてしまいますが、Webカメラであれば黒板やホワイトボード全体を写せる位置に調整できます。

また、脚立で固定しておけば、自身の動きでカメラの位置がずれることも避けられるでしょう。

マイク

教壇の上で動きながら解説をする場合、パソコンやスマホ内蔵のマイクでは声を拾えない場合があります。

そこで別途、服の襟などに設置できるピンマイクを用意しましょう。

マイクによって声の拾い方が異なりますが、全指向性のモデルは音を広範囲で拾ってくれるので、オンライン授業におすすめです。

スキャナー

スキャナーは文字や写真をデジタル画像へ変換する装置で、教科書や参考資料を画面に映したいときに使います。

教科書を使った授業の場合、何かある度にカメラに近づけるのは手間です。

しかし、スキャナーを使えば画面共有で教科書を見てもらえるので、教員・生徒双方のストレスも少なく済みます。

動画編集ツール(オンデマンド配信のみ)

オンデマンド配信をする場合、不要な部分のカットや字幕の挿入など、動画ごとに編集を施します。

そのため、自身がイメージしているコンテンツを創作できる動画編集ツールを用意しなければいけません。最近では、〇〇や〇〇のような、機能が充実した無料動画編集ツールも増えています。

まとめ

今回はオンライン授業で教員が準備するべき機材・ツールについて解説しました。教員は生徒よりも準備する機材・ツールが多いです。だからこそ、できるだけコスパを抑えて必要最低限の機材調達を求められます。ぜひ、自身が行うオンライン授業に必要な機材・ツールを洗い出し、生徒が円滑に学習できるよう環境を整えていきましょう。

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