オフィス回帰(ハイブリッド勤務)・出社勤務に戻る際のパソコン導入のコツ 2022.07.11

アフターコロナ時代において、多くの企業でオフィス回帰・出社勤務の動きが出てきています。

しかし、新型コロナウイルスの感染症拡大以前と比べ、ネットワークやITの性能も進化しています。

そのため、新しい機能に対応できるパソコンの導入を検討されている企業も多いでしょう。

そこで本記事では、オフィス回帰・出社勤務に戻る際の、パソコン導入の傾向や注意点についてご紹介します。

オフィス回帰や出社勤務の企業は増加傾向

新型コロナウイルスが収束に向かうにつれ、オフィス回帰や出社勤務の動きを見せる企業は増加しています。

テスラやGoogle、ゴールドマン・サックスなどの米大企業もオフィス勤務に戻すことを公言しています。

リモートワークにはメリットがあるものの、生産性の低下を防ぐにはオフィスで働くことが望ましいという見解です。

社員の希望も汲み取った働き方を実現する必要がある

しかし、企業が一方的にオフィス回帰・出社勤務を強要すると、社員の不満が募る可能性もあります。

ADP雇用統計(米国の人事関連業務大手代行会社 Automatic Data Processing, Inc.社による調査レポート)によると、世界の労働者の64%がフルタイムでのオフィス勤務に戻る場合、転職を検討すると発表しています。

特に若い世代の労働者が転職の意向を示しており、従来の働き方に戻すのは難しい現状がありそうです。

そのため、企業独自の意思ではなく、社員の希望も汲み取った働き方を実現する必要があるでしょう。

オフィス回帰・出社勤務におけるパソコン導入の注意点

オフィス回帰・出社勤務におけるパソコン導入の際には、どのような注意点があるのでしょうか。

ここでは、主に3つの項目を解説します。

従来使用していたパソコンが寿命を迎えている可能性がある

新型コロナウイルス感染症拡大以前に使用していたパソコンが寿命を迎えている、あるいは近づいている可能性があります。

出社勤務に戻って同じパソコンを使用すると、故障や動作が重いなどの不具合により、作業効率が低下することも懸念されるでしょう。

また、IT機器は日々進化しているため、スペックが現在に合っているか、注意が必要です。

スムーズに業務を行っていくには、時代に合ったパソコンを用意する必要があるでしょう。

リモートワークやWeb会議に対応した周辺機器の導入が必要

ハイブリッド勤務の導入を検討している場合は、リモートワークやWeb会議に対応した周辺機器の導入が必要となります。

具体的には、以下のような機器があります。

  • ・ヘッドセット(ヘッドホンとマイクを別途用意でも可)
  • ・Webカメラ
  • ・ネットワーク環境の構築

特に、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議ツールを使用するのに、ある程度の回線速度・容量が必要です。

そのため、従来のネットワーク環境では業務に支障が出てしまう場合があり、周辺機器の導入と見直しをしなくてはいけません。

人数分のパソコン調達コストを考慮する必要がある

もし、パソコンを導入するとなった場合、人数分の調達コストがかかってしまいます。

購入するとなると、1台5万円〜10万円ほどかかるため、初期コストが大幅にかかることが予測されます。

コストが発生する点にも留意しながら、滞りのない業務を行うための、必要機器などを洗い出していきましょう。

オフィス回帰・出社勤務におけるパソコン導入をスムーズに行うコツ

続いて、オフィス回帰・出社勤務におけるパソコン導入をスムーズに行うための、3つのコツをご紹介します。

どのようなパソコンを調達すればいいのか、調達方法については選択肢があることを把握しましょう。

現在に合うスペックのパソコンを用意する

まず1つ目のコツが、現在の環境に合わせたスペックのパソコンを用意する点です。

最近では、Web会議を前提として、カメラやマイクが内蔵されているモデルも多く販売されています。

そうなると、周辺機器を別に調達する手間が省けるでしょう。

また、以前までのCPUでは動作が重く、作業に支障が出る可能性もあるため、「Core i5」以上を搭載したパソコンが最適です。

パソコンやインターネットの環境にも時代の流れがあるので、自社の業務と照らし合わせて適切なスペックを選ぶようにしましょう。

ハイブリッド勤務なら持ち運びやすさを考える

ハイブリッド勤務を行う場合は、ノートパソコンを調達しておくこともスムーズな導入のコツの1つです。

ノートパソコンなら持ち運びやすく、社外での作業やリモートワーク時に貸与するなど、柔軟な対応ができます。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックに限らず、有事はいつ何時起こるかわかりません。

そのため、出社勤務の場合でもハイブリッド勤務に対応できるよう、ノートパソコンで環境を整えておくのもいいかもしれません。

調達コストが気になるならレンタル利用を検討する

パソコンの導入において、最大のネックは調達コストです。

もし、調達コストをできるだけ抑えたいなら、レンタル利用を検討するのもいいでしょう。

パソコンレンタルであれば、初期費用はかからず、月額費用のみでパソコンの導入が可能です。

また、レンタルは契約期間が過ぎたら新しいスペックのパソコンを再レンタルできるなど、メリットも豊富にあります。

調達コストや導入時の手間を考慮すると、レンタル利用は有力なパソコン調達方法の1つでしょう。

まとめ

今回は、オフィス勤務・出社勤務に戻る際のパソコン導入について解説しました。

パソコンは消耗品だからこそ、業務に合わせて最新のスペックで作業ができれば、社員の作業効率も高まり、気持ちよく仕事もできます。

また、以前のような新型コロナウイルス感染症のパンデミックは治まりつつあるものの、まだまだ気を抜けません。

そのため、ただ出社勤務に戻すのではなく、リモートワークをする可能性もふまえた導入を検討しましょう。

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